初めて鹿に触れた日(狩猟画像:閲覧注意)
令和4年1月29日
三度目の出陣。
今回もいつも3人でドラクエⅡ風に…。
山中を冒険♪
すると、「カモシカさん」が現れた!
私以外は、「カモか…」と非常にガッカリしていましたが、自分的には天然記念物のカモシカ様ではないかとテンションがあがりました!
その後、さらに山中を。
突然、先頭のローレシアが!「ヤマドリ!」と叫びダッシュしたと途端
パーン! バタバタ…。バタ。
尻尾の長い綺麗な鳥
ヤマドリというらしい。
羽欲しいな。
すっごく綺麗な鳥。
火の鳥とかとも言われているようです。
結局、その山では鹿さんには出会えず、(そりゃ、轟音で鉄砲ぶっ放したもの。)隣の山に移動しました。
すると、崖下に灰色と白の群が。
あ、鹿だ!
前回豪快に外したサマルトリアが銃を構えます。
射撃前に奴は、「当たらなくても連射します。」と吐き捨てておりました。ヤケに落ち着いたように見えた。
距離は20メートルくらい。
鹿さんは全員首だけをこちらに向けて、固まっていました。意外と逃げない。
パーン!パーン!と2発。
2頭が倒れました。
1発目で群れは一瞬ビクッとなって、一斉に走り出したように見えましたが、2頭はその場に横に倒れ四肢をばたつかせていました。
ナイフを持って崖を降りました。
YouTubeで勉強した。
鉄砲を持たない私の数少ない仕事。
とりあえず初めて鹿に触れた。
でも、鹿さんにはまだ息があり、余裕はない。
鉄砲持った奴らは、弾を抜いたり忙しくまだ来ていない。
そっと、ナイフを差し込んでみた。
スッと鹿の首の付根にナイフの先端吸い込まれる感覚。あれ?こんなに軽く入るの?と、素直な感想。
鹿さんは、『ふーっ』と大きく息を吐いた。
短いナイフだが根本まで差し込み、そっと抜いた。
ドバっ
血液が溢れてきた。
もう一頭。
同じく、一瞬『ピッ!』と声をあげたが、ナイフを抜くと大きく息を吐いた。
そして、そのまま数回大きく深呼吸をして動かなくなりました。
思ってたより、軽く小さい
大きな生き物を殺した。でも罪悪感はありません。
負ければ死ぬ。仕方ない。
さて、ローレシアがいいました。
血抜きの後は急いで次の措置を。
「モツ抜き」
高熱源体である、内臓を早期に抜き出し、お肉の劣化を防ぐ儀式とのこと。
これも、YouTubeで勉強した!
やってみました。
2,000円のナイフ一本でやりました。
出来ました。
汚いとか気持ち悪いということはありません。
ただ、あったかい、むしろ熱い!
鹿さんの体温はかなりの高温のようで、お腹の中に手を入れるとお湯の中に手を入れているようでした。
いや、ほんと熱い!
モツ抜き終了!
そのあとは、「早期に体温を下げる」らしく、すぐそこの沢に沈めてしまいました。
昼ごはんを食べて、解体。
これは、勉強不足。でも、ローレシアやサマルトリアから教えもらい肉ゲット!
寒い季節。カーポートの軒下に太ももをぶら下げました。
狩猟面白い!と痛感した日でした。